とうとう、父の徘徊が始まってしまった。

今朝、7時過ぎに下の階から母が

大きな声で「大変!すぐに降りてきてー!」って叫ぶ声がしました。


降りていくと、

母が慌てて「お父さんがどこにも居ない」って半泣き状態で、言うんですよね。


母がまだ眠ってる間に、

父は、寝たままの姿で、勝手口の鍵を2ヶ所開けて、出たみたいです。


そして日頃散歩する時に使ってる手押し車を使って、出て行ったみたいです。(--;)


母に尋ねても、イマイチ話が通じなくて、

とにかく、着替えてすぐに捜しにいこうと玄関扉を開けたら、

娘が偶然にやってきたので、

理由を話して、

一緒に捜してもらうことにしました。

お互い別々の方向にチャリを走らせ、

約30分くらい、捜し回ったのですが見つからず(--;)


仕方なく警察に連絡入れました。

名前、住所、父親の背格好等々を伝えました。


すぐに、近くの交番のおまわりさんが来てくれて、

父親の最近の写真をを撮って、

帰られました。


そして、8時過ぎに、

一台のパトカーが家の前に止まり、

中から、警察の方と一緒に父親が出てきました。


無事保護してもらって、

ホッとしました。(^^;


これからもまた徘徊するかもしれないので、

手押し車や杖、靴にも名前、住所等を書いておいてくださいって言われました。


杖には明記してたんですが、手押し車には何も書いてなかったので、

警察の方が帰られた後、直ぐに書いておきました。


無事帰ってきた父の姿は、

上はトレーナーに毛糸のベストを着てたのですが、

下は、ズボンも履かず、下着のズボン下だけでした。


本人は何の恥ずかしさもなかったんだろうと思いますが、

家族の方が、あの姿を見て恥ずかしかったです。


とうとう、徘徊するようになってしまい、

認知症がどんどん進んでるな と改めて実感しました。


こんなこと、いつまで続くのか?と思うと、気が滅入ります。


ケアマネさんに、施設入所の申し込みはしていますが、

そう簡単には入れそうにもないみたいです。